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2011年 07月 10日
梅雨も明け、高校野球の予選が始まりました。
拙宅から最も近い予選会場は、岩槻川通公園球場(通称やまぶきスタジアム)でして、公共交通機関はなく、家からチャリで20分というすばらしい場所(田んぼの真ん中)に立地しております。つまり、電車に乗らずにプロ仕様の球場に行けるというわけでございます(笑)。 さて、昨日うっかりテレビで開会式の中継なぞ見てしまったワタクシ、本日の岩槻球場のカードを調べてしまいました。第一試合児玉対岩槻北陵、第二試合早大本庄対宮代。岩槻北陵は久々の出場、宮代は登録9人のチーム(本当は10人だったらしい。ちなみに埼玉大会のベンチ入り定員は20人です)。 昼前に球場に到着。500円払って入場してみると、超ピーカンの中、まだ4回。何かすごい試合になっています。結局、第一試合の最終スコアは29−0で児玉の勝ち(5回コールド)。 「今日はこんなスコアになってしまったが、これが岩槻北陵の新しい歴史の第一歩になるんだ」という応援のOBの挨拶がなかなか泣かせます。 そうだそうだ、これからだ。 さて、第二試合。こちらは早大本庄の応援席。地域的にはビジターですが、すごい動員。 はっきりいえば、神宮球場の早慶戦の応援席をそのまま持ってきた感じ。まだ一回戦ですぜ。それも相手は9人の弱小チーム。ちょっとバランスが(汗)。 ただ、試合前練習(ノック、各7分間)を見ていると、早大本庄は人数がいっぱいで、複雑な動きをしているように見えるのですが、意外にポロポロやってたりする。対して宮代のそれは、相手チームの控え選手に球拾いのフォローまでしてもらっているのですが、単純な動きに見えるもののこれまた意外にしっかりしています。 ちょうど先取点を許したばかりのところ、なかなか気持ちの整理と身体の疲労の折り合いをつけるのが大変だったのではないかと思う次第。 そのとき、宮代のサードの選手(守備でいいプレーを再三見せていました)が、自分たちは一塁側を中心に整備しているのに、早大本庄の選手に混じってひとりだけ三塁前を丹念に整備していたのです。これにはオジサン、グッときました。もちろん自分の守備位置だから当然なんだけど、そういうところに気持ちがいくことにその違いがわかるのでございます。 逆に宮代には、思いがけず(失礼だね)いいものを見せていただきました。個人的にもちょっと縁のある学校なので、ホントにうれしい限りです。 結果は以下の通り、3−0というナイスゲームでございました。
by new-hamakujira
| 2011-07-10 17:27
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